冷凍焼けってなに?対策方法は?おすすめの調理法も紹介!
冷凍庫を開けるとそこにはジッパーが閉まっていない袋が…冷凍ベーコンが冷凍焼けしてしまいました🥲
冷凍焼けってなんで起こるんだろう?対策方法は?と思い調べたのでまとめてみました
目次
冷凍焼けとは
冷凍焼けとは長期間、または間違った方法で冷凍保存することで、食品中の水分が抜け、油脂が酸化して食感、風味が落ちてしまい、パサパサする、変色するなどしてしまいます。
食べても安全面の問題はありませんが、味や風味が落ちてしまいます。
冷凍焼けの原因
冷凍焼けの原因は食材の乾燥と酸化です。
冷凍庫内で長期間保存をすると、食材に含まれる凍った水分が水蒸気に昇華し、徐々に食材中の水分が抜けていきます。すると水分が抜けたその隙間に空気が入り込み、酸化が進行します。
家庭用の冷凍庫は頻繁に開け閉めをし、冷凍庫内の温度を一定に保ちにくいため冷凍焼けを起こしやすいです。
冷凍焼けによって風味や食感が落ちるのも、食材の酸化が原因です。
冷凍焼けを防ぐ3つのポイント
1.空気に触れさせない
乾燥と酸化は空気に触れることにより進行するので空気に触れさせないことがなにより大事です。
冷凍する食材はラップで包み、ジップロックなどの密閉出来る袋に入れてから冷凍しましょう。
簡単に真空状態を作れる真空パック機もおすすめです。
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2.冷凍庫内の温度を一定に保つ
家庭用の冷凍庫は小さく、開け閉めするだけで大幅に温度が上昇してしまい、冷凍庫内の食材の水分が溶けてしまいます。
開け閉めを極力控え、新たに食材を入れる時は必ず冷やしてから冷凍するようにしましょう。
冷凍庫内に隙間が出来ないよう食品を詰め込んでおくと暖かい空気が入りずらくなり、温度の上昇を防ぎ電気代も抑えることができます。
3.早めに食べる
冷凍保存をすれば腐敗を抑え、品質を保ったまま長期保存出来ます。
しかし家庭用の冷凍庫ではどうしても温度の維持に限界があり、多少の冷凍焼けは起こしてしまうものです。
そのため長期冷凍は避け、早めに食べ切るようにしましょう。
冷凍焼けした食材は味が濃く、水分を多く含みやすい調理法がおすすめ
冷凍焼けした食材は触感や味が劣化してしまいますが、調理法を工夫することにより食材を無駄にすることなく使うことができます。
煮込料理や照り焼き、スープに使うことがおすすめです。冷凍焼けによって失われた食感や風味が気にならなくなり、美味しく食べることができます。